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2010年11月17日 (水)

もし今ソクラテスがここにいれば

現代人がとらえている学問の起源を、もしギリシャのソクラテスに置くとするならば、現代の学問のあり方はきわめてまちがっているということになるでしょう。


かつてのギリシャのソクラテスは、その当時の人びとや弁論家、雄弁家たちに次つぎと質問をして、そうした知識人であるとか、名うての人びとが、無知であるところを証明し論破していったのです。



心はどこへ行った、これをソクラテス問うたのです。

そして、神を知っているのか、魂を知っているのか、人間の生命とは何であるかを知っているのか。

そういうことを知らない人間に、人を教える資格があると思うのか。

そうしたことを彼はギリシャの街を歩いて知識人という評判が立った人に対しては、かならず膝詰めで話して歩いたのです。


しかし、もし今ソクラテスがここにいれば何をするかというと、みなさん方一人ひとりのその人生観、信条を聞いて、そしてどこが違っているかということを対話をしながらつきつめていくのです。

そうして科学者であるとか、医者であるとか、教育者であるとか、あるいは政治家であるとか、このような一端のことを説く人をつかまえて、

あなたは教育者気取りで生きているが、ほんとうにわかっているのか、ということを問い質して歩いてゆくのです。

それだけのことです。それほど難しいことはやっていないのです。


それが、言葉があのような古典であるから、難しく感じるだけであって、現代の日本語でいえばそれだけのことです。

それ以上のことは言っていないのです。

ただ、それらのことが当時のギリシャのトップレベルにある人たちにはわかっていなかったということなのです。



「ユートピア価値革命」(1989年)より





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