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2009年11月30日 (月)

「やっぱりいいね!道州制」を読んで②

管理人です

昨日に続いて「やっぱりいいね!道州制」の感想です

そもそも連邦制(道州制)は太平の世の中向けの制度だと思います

外敵もなく経済も安定している時代たとえば江戸時代ですね

そのような時代には上手くいくでしょう。事実江戸時代にはいまよりずっと地域の個性が強かったわけです

そのかわり方言がものすごく違いはたして東北の人と九州の人では会話が成り立ったのでしょうか

道州制にして「右翼」の政治家が方言重視を打ち出し地域ごとに違う言葉で授業をされたりしたらこれまた不便になりそうです

それはさておき廃藩置県の後、現在のような中央集権にしたのはひとえに外敵から国を守るためでした

こちらの藩はイギリスと組みこちらの藩はフランスと組むなどとやっているとそこにつけ込まれ結局植民地と化したでしょう

明治維新はそういった理由で始まったのです

冷戦後の現在は平和になったかというとその正反対で中国による日本の侵略・属国化の危機は日に日に強まっていることはご存じの通りです

軍事的には現在は挙国一致が必要な時期なのですが経済的に見ればどうでしょうか

その例はEUをみれば理解が早いと思います。EUは統一憲法と統一軍隊がまだ存在していませんが連邦制のメリットデメリットを考える例としては最適ではないかと思います

リーマンショックによる金融不安に端を発した大不況ですがEUの立ち直りが遅くれていることはよく知られています。加えて最近のドバイショックです

なぜEUの回復が遅れている、現時点で先進国最低の政治を行う日本より状況は悪い、のでしょうか

連邦制では各州、この場合はまだ国ですが、の意見が強く「挙国一致」政策がとれないことがその回復を遅らせています

さらに弱者連合という側面も重要です。特に東欧の弱小国はドイツやイタリアのコバンザメとして経済成長してきましたがもともとの基盤が弱いためいざとなるとお手上げ状態になりやすいのは理解できると思います

EUの中でもドイツは連邦制で各州の独立性が高く景気の良い州と悪い州の意見が一致しない場合は全国統一的な政策は採れません

このように連邦制(道州制)は経済的にも安定した時代、もしくは成長期に適してはいるが危機的状況では不利な制度だということが分かると思います

いまはとてつもない額のお金が国境を越えて一瞬で移動する時代です、強力な中央のリーダーシップの下で大量のマネーを瞬時に投下できる状態にしておかなければ私たち国民の生活が守られなくなってしまいます

というわけで道州制はいまの日本には時期尚早であります

また連邦制を採用している国では納税者当たりの公務員数が多いことも指摘されるべきでしょう

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